TOEIC 900点オーバー保持者が、ほぼ無料でTOEIC高得点をとる方法を教えます
今回の記事は「600~700点は毎回とれるけど、800~900点以上をなかなか叩き出せない」と悩んでいる、40~50代のサラリーマンにはもってこいの勉強法を教えます。
他の記事でも書きましたが、約4割の企業が転職、就職において、TOEICを要件と考えています。逆に言うと、高得点が取れれば大きなアピールポイントになります!
たとえ英語が好きでない人でも、会社からノルマの様に「TOEIC 700点以上が必要だ」と言われている人もいるのではないでしょうか?
この点をとらなければ上司にどやされる。
または査定に響くと心配している人もいるかもしれません。
特に、40代、50代になると英語を勉強し直すのはとても大変です。
おそらくこの年代の方々は、中学校から英語が義務教育としてスタートした世代です。
そして、文法から習い始めて、分らないところが多くて英語が苦手になった人も、少なからずいると思います。
この年代の方々は、若い頃のように無理が効かないようになってきています。
私もアラフォーなのでよくわかります。
そんな状況だからこそ、TOEICを効率よく、しかも、あまりお金をかけずに高得点を狙う方法を教えます。
(大前提として、日々の積み重ねが最も重要です。あくまで、この記事では日々の積み重ねをある程度やったことをベースに書いています。)
ステップ1 過去問のリスニング聞いて、効率的にきく
中高年になると、英語だけを勉強していれば良いわけではありませんよね。会社でそれなりの立場になったり、部下を何人も抱えていたり場合もあると思います。
そのため、時間とお金をかけずに良いTOEICの点を上げる必要があります。
それにはやはり「過去問を解く」ことです。
過去問を解くことで次のようなメリットがあります。
- TOEICの問題形式に慣れる
- TOEICの問題の難易度を知ることができる
- TOEICの問題を読むスピーカーの声に慣れる
メリット1 TOEICの問題形式に慣れる
問題形式に慣れることで、時間配分が分かるようになります。
さらに、
「最初のパートはどのぐらいの時間でとけば良いのか」
「先回りして問題をある程度読んでおく必要がある」
「どの程度までだったら先読みできるのか」などを肌で感じとることができます。
普段、単語を覚えたり、文法に見直すといった基礎力をつけるのはとても大切です。
それは、アスリートにとっての筋トレみたいなものです。
筋トレだけやっていても、試合でよい記録を出せるわけではありません。
やはり、普段から本番を想定した練習が必要です。
TOEICも同じです。基礎力をつけるだけでは、TOEIC高得点には遠回りです。
TOEICだけではありませんが、世の中のテストといわれるものの多くは、形式が決まっています。
だからこそ、パターンにはめてひたすら過去問を解くことで、短期間で点数を伸ばすことが期待できます。
メリット2 問題の難易度が分かる
TOEICは最初は簡単な問題が出て、すこしづつ難易度が上がっていきます。
自分がかんたんに解けるパートと、難しいと感じるパートをきちんと把握する必要があります。
苦手なパートを洗い出したら、後はそのパートを何度も繰り返し練習します。
たとえリスニングが苦手でも、過去問の答えを見て出題される箇所を確認すればリスニングパートの「聞くべき」ポイントをつかめるようになります。
そうすることで、ある程度あてずっぽうでも正解率が上がります。
メリット3 本番のテストと同じスピーカーの声に慣れる
これによって、本番でも聞きなれた声を聞いて、問題に答えるだけでOKです。
スピーカーの声に慣れておくと、本番のテストのリスニングでスピーカーがまるで自分を応援してくれているかのように感じます。
本番は落ち着いて臨むことが大切ですですので、聞きなれた声で問題を解けるのは大きなメリットです。
ステップ2 リーディングセクションは制限時間以内に解くこと
次にリーディングセクションの対策です。
TOEICのリーディングセクションは問題数が膨大です。
そして、「制限時間内に終わらなかった」なんてことはよくある話です。
しかし、高得点を狙うにはやはり最後までき終えなければなりません。
そこで、過去問を解きながら、簡単に解けるパートは制限時間を決めて解くようにします。
次に後半の長いリーディングセクションについてです。
後半のセクションは、先に問題文を読んで関連するワード探しながら本文を読んでいきます。
そして、関連するワードが出てきたらその箇所を落ち着いて読みます。
練習では、この時も必ずストップウォッチで時間を計りながら解いてください。
TOEICはとにかく時間との戦いです。
ステップ3 TOEICの過去問以外はやらない
そして最後の対策は、TOEICの過去問以外はやらないことです。
もちろん、つねひごろ英単語覚えたり、文法勉強したりする事は大事です。
しかし、このような勉強は日々コツコツと積み重ねていかなければ身に付かないものです。
TOEICの過去問を徹底的に解いて慣れていくことの方が、短期間で高得点を取るには近道だと思います。
ただ、過去問を解くにも英語が全く読めないとか、単語がわからないという場合は過去問をやる前にやはり基礎となる英単語と英文法を復習するしかありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか
TOEICに悩まされないでください。あくまでフォーマットの決まったテストです。
「600点くらいは取れるけど、800~900点以上をなかなか叩き出せない」という方は、とにかく過去問を繰り返しやってみてください。
個人的にはこれが1番短期間で効率よく高得点を取る方法だと思います。
参考になれば幸いです。